相手の正面には座らない

介護する相手が両親や兄弟であっても正面に座るとどうしても緊張関係が生まれやすいものです。そのため、向き合う時には真正面の位置から少しずらして座るほうがいいでしょう。いわゆる斜向かいの位置です。そのうえで、目の高さを同じにして、つとめて笑顔を絶やさずに相手の肩で腕などに軽くふれながら話してみましょう。それだけでも相手の受け止め方はずいぶんと違ってきますよ。親近感や信頼感が増すので会話そのもの通じやすくなってくるでしょう。

ご近所づきあいを大切に

ご近所づきあいについては高齢化や震災などの影響もあり少しずつ復活の兆しがみえているものの、多様化の時代ですから完全に復活させるのには時間がかかりそうですね。しかし、遠い親戚より近くの他人というように、やはりイザという時にはご近所の人達の存在は特に遠方に住んでいる高齢者を一人暮らしさせている家族の場合、何よりも頼りになるでしょう。玄関の観葉植物が枯れていたり、郵便物がたまったり、小さな変化に気づいて様子を見に行ってくれるようなご近所さんがいれば心強いですね。老後の生活はご近所づきあいはセーフティネットのひとつと考えておきましょう。

認知症を公表しておこう

すでに親密なご近所づきあいがあり、親やパートナー、兄弟が認知症になったときには、勇気をだして近所の方々へ公表してみましょう。認知症であることはもちろん、その症状についても説明しておくといいですよ。徘徊により、本人の身を守るのはもちろん、ご近所の方に何かしらの被害がでないとも限りません。そのようなときに、認知症を理解してくれているのと、そうでないのとでは行動も随分とかわってしまいます。最悪の事態をさけるためにも、信頼おけるご近所さんに公表し、公表することは日本の様な高齢化社会では恥ではなく、がんや脳卒中などの病気とおなじスタンスで認知症も考えるようにしましょう。

介護の求人は高齢化も進み、今は人手を求められています。介護福祉士やケアマネージャーなどの資格が必要です。